美容整形は医療
美容整形は医師免許を持った医師のみに許される医療行為です。
医療行為というのは私達が日頃病院で目にする様な、聴診器を体に当てて診察したり、注射をしたり、お薬の処方をするなどという行為だけを指すものではありません。
例えば医療用のレーザー機器を使って脱毛をする様な行為も、全て医療行為の一部に含まれます。
美容整形というのは総合病院ならたいてい置かれている形成外科から分かれて独立した診療科ですが、美容整形というのはその他にも様々な医療技術が総合されたものです。
ホクロやシミ、ソバカス、ホクロなどを取ったり、自毛植毛をするのは皮膚科、骨を削って顔の輪郭を整えたり、O脚やX脚を直す整体は形成外科、麻酔は麻酔科、などの技術がそれぞれベースになっています。
美容整形はこの様に様々な医療技術が総合されたものですから、施術をする医師には確かな技術の裏付けと豊富なキャリアが求められ、研修を終えたばかりの若手医師が簡単に開業出来るものではありません。
ましてや医療機関では無いエステなどで美容整形の真似事をするのは危険ですし、だいいち医療機関で無いところが美容整形まがいの行為をするのは法律違反になります。
ですから美容整形に関わる施術は、必ず美容整形が専門のクリニックで受ける様にしましょう。
美容整形は医療行為ですが、美容整形というのは基本的に体の健康な部分にメスを入れるもので、いわゆる病気やケガの治療ではありません。
その為、普通の病気やケガの治療なら使える健康保険は美容整形では使えません。
但し、例えばケガや火傷の後遺症で皮膚に醜い傷跡が残ったり、ケロイドが残ったりした場合、ケガや火傷の治療に引き続いて同じ病院で傷跡やケロイドの整形をした場合は、結果的には美容整形と同じ術式でも健康保険が適用される様です。
美容整形なのか形成外科や皮膚科などの一般的な治療なのかという境界線は結構微妙なところがあります。
歯の美容整形でも歯並びを良くする歯列矯正などは、その方の歯の具合によっては咬み合せを矯正する治療の一環として健康保険が使える事もある様です。
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